フェルスタッペンがホンダに11年ぶりの3位表彰台をもたらす。下馬評高かったフェラーリは惨敗/F1オーストラリアGP【決勝詳細】
3月17日現地時間16時10分からスタートしたF1開幕戦オーストラリアGPの決勝レースは、メルセデスのバルテリ・ボッタスが独走優勝、2番手はルイス・ハミルトン、3番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンという結果に終わった。 この週末一番の暑さとなり、強い陽射しの下で気温は23度、路面温度は43度というコンディションでのスタート。予選後にギヤボックスの不具合が見つかったアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)だったが、FIAの承認の下で2速ギヤのパーツ交換のみで問題を修正しグリッド降格ペナルティは回避した。 ロマン・グロージャン(ハース)のマシンにも予選後にトラブルが見つかっていたが、こちらもFIAの承認を得てパーツを交換し正規の6番グリッドから決勝に臨む。全車ともグリッドに変更はなかった。 1ストップ作戦が予想されレース戦略の幅が乏しい中、Q3進出組は全車がQ2で使ったソフト、11番グリッド以下ではルノー勢、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)だけがソフトを履き、最後尾のロバート・クビサ(ウイリアムズ)はハード、それ以外はミディアムでスタートに臨んだ。 スタートでメルセデスAMG勢が好発進を決め、バルテリ・ボッタスがホールショットを奪ってトップに躍り出た。その一方、オールレッドから消灯までの時間が短かったためかセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がやや出遅れる。 2019年F1開幕戦オーストラリアGP決勝日 フロントウイングが吹き飛んでしまったロバート・クビサ(ウイリアムズ) それでもベッテルは3番手を何とかキープしてターン1をクリアした。スタート直後にメインストレートでイン側に押し出されたダニエル・リカルド(ルノー)はフロントウイングにダメージを負ってピットインを余儀なくされた。リカルドはここでハードタイヤに履き替えて最後まで走り切る戦略に切り替える。後方ではクビサもターン2の立ち上がりでフロントウイングを飛ばしてピットインする。 2019年F1開幕戦オーストラリアGP決勝日 セバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレールのバトル
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