スマートフォンを使った決済サービス運営の「ペイペイ」(東京)は4日、利用者に合計100億円を還元するキャンペーンを12日から開始すると発表した。利用促進策の一環で、昨年12月のキャンペーンに続く第2弾。利用上限を設けなかった前回は、高額利用が相次ぎ、前回は決済が殺到し、10日間で終了した。 今回のキャンペーンは1人当たりの上限を低く設定し、幅広い利用者獲得を目指す。ペイペイ残高の付与上限は1人につき、1回の支払いごとに最大千円、キャンペーン期間中の合計で5万円までと大幅に条件を変更した。 還元割合は銀行口座を登録した場合は20%。ヤフーのクレジットカードの場合が19%、そのほかのカードでは10%になる。キャンペーンは5月末までだが、還元総額が100億円に達した時点で終了する。 会見した中山一郎社長は前回のキャンペーン後、累計登録者数が4百万人を超えたことを明かし、「知名度はかなり上がった」と強調。決済加盟店も10倍に増加しているとし、「今回は多くの方に長い期間使っていただきたい」と少額利用での普及を目指す。 ...
0コメント